GOODS
かつて、グッズはライブ会場でしか売らなかった。音を聴いて心が震えた人に、その余韻を共有してもらうためのものだと思ってたから。僕らの音に共鳴した君の、存在の証明。だからこそ、これまではライブ終了後にしか売らなかったんだ。
けれど、僕らは誰かの感情に火を灯し、過去の痛みを抱きしめ、明日に向かうために、今日も音を鳴らしてる。そんな音を好きでいてくれる人はもう、McKINLEYの一員なんだ。
ステージから遠く離れた地球の裏側にも、僕らの音を必要としてくれる人がいる。この夜も、見知らぬ街の片隅で、或いは部屋にこもって独りイヤフォンを耳に、救いの手を伸ばしている人がいる。──もし君が、今もその静かな闘いの中にいるのなら、McKINLEYの一員であることを思い出してほしい。このグッズは、そのためのささやかな「証」だ。
僕らが作り出すものにはいつも「理由」がある。たとえライブ会場にいなくても、このグッズを通して、僕らの音が、君の毎日と繋がっていること、君が僕らと同じ世界にいるってことをちゃんと伝えたいんだ。
気に入った服を着ると、少し背筋が伸びるだろう。好きなデザインを身につけると、鏡の中の自分がちょっとだけマシに見えるだろう。人にどう思われるか、ではなく、自分が「好きだ」って思えるものをまとう。これが、絶望の毎日を乗り切るための羅針盤になる。
そしてそれが、僕らMcKINLEYのものだったら──君の闘いに、少しでも背中を預けてもらえるのなら、こんなに嬉しいことはない。
さあ、好きなものを選んでくれ。そして、堂々と持ち歩いてくれ。「僕は(或いは私は)McKINLEYと共にある」って顔をして。
──僕らも君と共にあるという事実が、何よりも強い勇気になっているから。
2025年6月 McKINLEY

